こんにちは。
兵庫県加古川で製缶・溶接、鋼構造物製作などを行っている株式会社清水工業です。
各種一般配管からプラント設備向けの配管といった管製作をメインに、建設に用いられる鋼材などの製品の製造も承っています。
「製缶」という言葉は、日常生活の中ではあまり聞き馴染みがないのではないでしょうか?
製缶は金属板から形を造り出す、ものづくりの原点ともいえる工程です。
今回は「製缶」についてご紹介いたします。
板金との違いについても触れていきますので、ご興味のある方はぜひご覧くださいね。
製缶とは?
製缶とは、鉄やステンレス・パイプなどを切断・曲げ・溶接加工し、立体的な製品を作り出す加工法です。
比較的大型の構造物を作る際に用いられることが多く強度が求められる上、多種多様で複雑な形状を作ることが可能であるため、熟練工の高い技術が必要となります。
板金との違い
板金加工とは、鉄やステンレスなどの金属板を切断・曲げ・溶接加工などをして製品を作る加工法です。
製缶加工と板金加工は共に金属板の加工法のことを指しているため、混同されがちです。
製缶加工と板金加工の違いについては、業界として明確な基準はありません。
しかし、一般的には使用する金属材料の板厚で分けられており、板厚7mm以下が板金加工、7mm以上が製缶加工とされています。
板厚のほかにも、前述の通り製品の規模と形状によっても差があります。
製缶加工には穴あけなどの機械加工の工程があり、板金加工より複雑で大きなものを製造できるのが特徴です。
また、製缶加工では金属板だけでなく、形鋼やパイプアングル材を使用することもあります。
製缶で製造される製品は社会を支える基盤となるものが多く、社会形成に欠かせない役割を担っています。
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