溶接の種類について | 三木市・加古川市・小野市などで製缶のご依頼は株式会社清水工業へ

こんにちは。
株式会社清水工業です。
兵庫県加古川で製缶・溶接、鋼構造物製作などを行っており、各種一般配管からプラント設備向けの配管、建設に用いられる鋼材などの製品を製造しています。
溶接方法には種類があることはご存じでしょうか。
溶接工が活躍する場所は工場での製造と建設現場が主となっており、図面や素材によって溶接方法が異なるため、適宜最適な方法で施工します。
今回は溶接の種類について、簡単にご紹介いたします。

溶接の種類

溶接は大きく分類すると下記の3種類に分けられます。

融接

溶接の中でも最もメジャーな方法です。
材料の接合部分を熱するか、溶けた金属（溶加材）を接合部分に加え、その後冷却することで溶けた金属が固まり接合します。
放電現象を利用した「アーク溶接」、ガスの燃焼時に発生する熱を利用した「ガス溶接」、レーザー光を利用した「レーザー溶接」などがあります。

圧接

材料の接合部分に圧力を加え、電気や摩擦の熱で接合する方法です。
一般的に機械を使って圧力を加えるため、品質を一定に保ちやすいことが特徴です。
圧接も様々な種類があり、材料の接合部分に電流を流して接合する「抵抗圧接」が代表的です。

ろう接

材料よりも低温で溶ける溶加材で接合する方法です。
融接や圧接とは違い材料自体は溶かさずに接合し、溶加材の融点によって、「ろう付け」と「はんだ付け」の2種類があります。

製缶で用いる溶接方法

製缶作業で使用される代表的な溶接方法についてご紹介いたします。

MIG溶接

アーク溶接における半自動タイプの１種です。
シールドガスに不活性ガスのみを使用します。
局所的に熱を加えるので、歪の発生は少なくなります。

TIG溶接

あらゆる金属の溶接が行えるアーク溶接の1種です。
電極棒にタングステンを使用し、アーク長を一定に保ちやすく安定性に優れます。
複雑な形状、薄板など精密な溶接も可能となります。

共に社会を支える製品を作りましょう！

いかがでしたか？
簡単に溶接についてご紹介いたしましたが、実際はさらに細分化されており、溶接工は都度最適な方法を検討し、それらの技術を駆使してものづくりを行っている、まさにプロの技術者です。
弊社で行う製缶はものづくりの原点ともいえるような、非常にやりがいのある仕事です。
専門的な知識と高品質な施工技術を身に付けることができ、一流の溶接工を目指すことができる環境です。
誠実に仕事をこなすことができ、資格取得を目指すなど向上心をお持ちの方は歓迎いたします。
ご応募はお問い合わせフォームより受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

高品質な製缶・鋼構造物をご提供いたします

社会形成の基盤であり、確かな品質が求められる製缶・鋼構造物製作のプロとして、弊社は高品質な製品の製造に努めて参りました。
磨き抜かれた技術力と有資格者による施工、厳密なチェック体制、安全管理への高い意識をもって、お客様のニーズに誠心誠意お応えいたします。
ご依頼・お見積りのご相談はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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